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Home > 技術委員会 > PFOS等およびその前駆体を対象にした土壌・地下水汚染に係る調査・対策方法検討部会(PFOS部会)

PFOS等およびその前駆体を対象にした土壌・地下水汚染に係る調査・対策方法検討部会(PFOS部会)
研究活動の目的
  ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、ペルフルオロオクタン酸(PFOA)やペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)等の有機フッ素化合物(以下、PFOS 等)については、近年、国内外で規制が強化され環境への問題が顕在化しつつあります。これらの物質は、既に相当数量のものが全国の地下駐車場等の消火設備に設置されているなど潜在的な汚染リスクがあることや、市中で実際に使用されている有機フッ素化合物を含む製品には、PFOS 等そのもののほか、前駆体と呼ばれる環境中での化学変化によりPFOS 等になるおそれがある物質が含まれているケースも多いことが知られています。
  本部会では、これまでの前身部会等の活動で得られた知見に加え、前駆体からの生成経路も考慮したPFOS 等における調査方法や対策技術に関する検討に継続して取り組みます。



■ 部会活動の内容
  本部会では、以下の観点から検討を進めています。
(1)
PFOS 等およびその前駆体に関する国内外の規制動向の整理、現地調査および対策手法などの情報を収集する。
(2)
前駆体からのPFOS 等の生成経路や、土壌・地下水中の挙動および汚染の拡散を考慮した調査・対策手法の考え方を整理する。

  これらよりPFOS 等の問題における現状の課題点を抽出し、文献等から得られる様々な情報を整理したうえで技術的なアプローチによる解決の方向性(将来展望)を提案します。

外部発表など
■PFOS等およびその前駆体を対象にした土壌・地下水汚染に係る調査・対策方法検討部会(令和4年度〜)

■ PFOS等およびその前駆体の土壌・地下水中における挙動を鑑みた調査方法の整理
鈴木義彦・藤ア幸市郎1・中村太郎・生越恵・篠原真希・PFOS等およびその前駆体を対象にした土壌・地下水汚染に係る調査・対策方法検討部会
第29回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S1-01(2024)
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■ PFOS等による土壌・地下水汚染の浄化・対策技術に関する適用性の検討と評価
塩尻大輔・鈴木奨士・大山将・渡辺菜月・仁平義祐・PFOS等およびその前駆体を対象にした土壌・地下水汚染に係る調査・対策方法検討部会
第29回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S1-02(2024)
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■ PFOS等およびその前駆体を対象にした物性比較と土壌・地下水中の挙動に関する特性の評価について
藤ア幸市郎・中村太郎・塩尻大輔・生越恵・鎌田明秀・PFOS等およびその前駆体を対象にした土壌・地下水汚染に係る調査・対策方法検討部会
第28回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S4-17(2023)
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■潜在的規制物質の調査・対策スキームの検討部会(令和2〜3年度)

■ PFOS、PFOA 及びPFHxSによる土壌・地下水汚染の調査・対策技術の現状
鶴岡佑樹・大石雅也・鈴木義彦・松本直樹・森一星・潜在的規制物質の調査・対策スキームの検討部会
第27回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S1-01(2022)
原稿PDF      ポスターPDF

■ 土壌・地下水汚染の潜在的規制物質の調査・対策方法の検討
山ア祐二・中村太郎・島田曜輔・白石祐彰・浜本知美・潜在的規制物質の調査・対策スキームの検討部会
第27回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S2-13(2022)
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■物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討部会(平成30〜令和元年度)

■ 物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討(その2)〜選定した有機化合物の調査・対策方法とケーススタディ〜
大石雅也・山ア祐二・青木鉦二・大久保高志・物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討部会
第26回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S5-10(2021)
原稿PDF

■ 物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討〜選定した無機化合物の調査・対策方法〜
鈴木義彦・藤ア幸市郎・中村太郎・谷本祐一・伊藤哲緒・物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討部会
第26回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S5-09(2021)
原稿PDF

■ 物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討
大石雅也・藤ア幸市郎・山ア祐二・廣田勲・中村太郎・物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討部会
第25回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S1-09(2019)
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■新規制動向を踏まえた調査・対策スキームの検討部会(平成28〜29年度)

■ 新規制動向を踏まえた土壌汚染調査手法の検討〜文献調査結果と各物質の調査・分析における課題への対応策〜
鈴木義彦・青木陽士・森脇涼介・鶴岡佑樹・大野敦史・新規制動向を踏まえた調査対策スキームの検討部会
第24回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S3-27(2018)
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■ 新規制動向を踏まえた土壌汚染対策工法の検討〜対策における課題と対策上の留意点〜
大橋 貴志・白石 祐彰・藤ア 幸市郎・山ア 祐二・伊藤 良治・新規制動向を踏まえた調査対策スキームの検討部会
第24回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S2-03(2018)
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■ 新規制動向を踏まえた汚染土壌処理業の実態調査〜文献、アンケート調査から見える対応状況〜
濱本知美・小原智剛・永瀬弘喜・高橋由布子・相澤晃・新規制動向を踏まえた調査対策スキームの検討部会
第24回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S5-03(2018)
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■ 新規制動向を踏まえた土壌汚染調査手法の検討〜文献調査結果と各物質の調査・分析における課題抽出〜
鈴木義彦・青木陽士・土谷 猛・小川えみ・青木鉦二・新規制動向を踏まえた調査・対策スキームの検討部会
第23回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会,S6-16(2017)
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■未規制物質による土壌汚染調査・対策手法検討部会(平成26〜27年度)

■ 1,4-ジオキサン及び塩化ビニルモノマーによる土壌汚染調査手法の検討〜国内外の分析法と分析法に関する諸課題〜
鈴木圭一・松村光夫・土谷猛・青木陽士・鈴木義彦・未規制物質による土壌汚染調査・対策手法検討部会
第22回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S2-22(2016)
原稿PDF      ポスターPDF

■ 1,4-ジオキサン及び塩化ビニルモノマーによる土壌汚染調査手法の検討〜海外文献調査結果と各調査段階における課題と対応策〜
鈴木義彦・青木陽士・伊藤哲緒・佐藤秀之・野田典広・未規制物質による土壌汚染調査・対策手法検討部会
第22回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S3-22(2016)
原稿PDF      ポスターPDF

■ 1,4-ジオキサン及び塩化ビニルモノマーによる土壌・地下水汚染に係わる対策・処理技術の検討と対策上の留意点
大橋貴志・菊池毅・山本哲史・黒澤典明・未規制物質による土壌汚染調査・対策手法検討部会
第22回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S4-12(2016)
原稿PDF      ポスターPDF

■ 1,4-ジオキサン及び塩化ビニルモノマーによる土壌汚染調査手法の検討
鈴木義彦・平田桂・松村光夫・鈴木圭一・樋口雄一・未規制物質による土壌汚染調査・対策手法検討部会
第21回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,S4-10(2015)
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関連する終了した部会
1.部会名:潜在的規制物質の調査・対策スキームの検討部会
活動期間:
令和2〜3年度
活動の目的:
新たな化学物質(PFOS/PFOAのように国内外で規制されつつも相当量が流通している物質を含む)に対して土壌及び地下水における調査・対策を実施するには、対象物質の物理・化学特性を鑑みた調査・対策手法を立案し、実施することが肝要である。本部会では国内外の規制動向や社会情勢を整理し、「人への有害性があり、これまで広く・多く使用され、現在、土壌・地下水汚染問題が顕在化しつつあり、今後、土壌・地下水汚染に係る調査・対策業務に携わる技術者が遭遇する可能性がある物質(「潜在的規制物質」と定義)」を選定し、これらの物質に対し、より実効性のある調査・対策手法を提案することを目的として活動した。

2.ワーキンググループ名:PFOS/PFOA物性等検討ワーキンググループ
活動期間:
令和元年度
活動の目的:
有機フッ素化合物のうちPFOS/PFOAに関して、国内外で規制や毒性評価などの動きが活発している社会情勢を鑑み、技術委員会の正副委員長直轄ワーキンググループとして同WGを立ち上げた。WGでは使用用途や製造量、国内外での汚染事例、法規制動向及び基準値の検討状況等の情報収集に加え、土壌・地下水に関する調査・分析手法及び対策技術の現状について取りまとめた。

3.部会名:物質特性に応じた土壌・地下水汚染の調査・対策方法の検討部会
活動期間:
平成30〜令和元年度
活動の目的:
土壌・地下水に関する調査・対策に携わる技術者は、1,4-ジオキサンのように土壌汚染対策法に指定されなかった物質や、過去に対策された土地におけるクロロエチレンのような分解生成物、あるいはこれまでの事業活動で用いた様々な化学物質による土壌・地下水汚染に直面することがあり、調査対象物質の物質特性に即して適切に実務を進めることが求められる。本検討部会では、対象物質の物質特性に応じた調査・対策の具体的手法を提示することを目的として活動した。

4.部会名:新規制動向を踏まえた調査対策スキームの検討部会
活動期間:
平成28〜29年度
活動の目的:
1,1-ジクロロエチレン、クロロエチレン、1,4-ジオキサン、トリクロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、カドミウムを対象に、表層調査からでは把握が難しい汚染状態に対する調査スキーム、新たな土壌環境基準(将来の規制を含める)に対する分析技術、土壌環境基準(将来の規制を含める)に対する対策技術・処理技術について、十分に整備されていないと考えられる課題を抽出し、解決策を提示することを目的として活動した。

5.部会名:未規制物質による土壌汚染調査・対策手法検討部会
活動期間:
平成26〜27年度
活動の目的:
活動開始時点で土壌汚染対策法により規制されていない化学物質(1,4-ジオキサン、クロロエチレン)に対する土壌・地下水汚染の調査・対策手法について、十分に整備されていないと考えられる課題を抽出し、解決策を提示することを目的として活動した。