平成9年度調査研究成果発表会報告

(社)土壌環境センターは、平成10年10月5日(月)三田NNホールにおいて、土壌・地下水汚染対策に係わる技術の向上、評価および普及活動を目的として、次のとおり平成9年度調査研究成果発表会を開催した。

1.発表会式次第

  開会挨拶   (社)土壌環境センター         専務理事 児玉 利昭
  環境庁挨拶  環境庁水質保全局土壌農薬課     課  長 西尾  健
  環境庁挨拶  環境庁水質保全局地下水・地盤環境室  室  長 安藤  茂
  発表挨拶   (社)土壌環境センター         常務理事 美坂 康有
  閉会挨拶   (社)土壌環境センター広報・教育委員会 委員長 伴 建一郎
  総合司会   (社)土壌環境センター         常務理事 美坂 康有
2.発表テーマ

 (1)土壌環境リスク管理手法調査(重金属)
 (2)           (有機塩素)
 (3)      〃     (溶出特性)
 (4)地下水環境状況総合把握調査
 (5)最終処分場構造基準等検討調査
 (6)土壌環境情報解析評価調査
 (7)油対策技術調査
 (8)資格制度
 (9)基準外物質対策技術調査
 (10)土壌環境保全対策要件検討
 発表会には、環境庁水質保全局から西尾課長・安藤室長・藤倉課長補佐の臨席ならびに会員企業から120名の参加があり、センターの調査研究活動を熱心に聴講した。

 開会時には、児玉専務理事から「土壌環境センターの基準をつくろう」、環境庁西尾課長から「センターの自主事業に期待する」、環境庁安藤室長から「情報を公開し時代の動きを見ながら課題に取り組んでいき ます」、美坂常務理事から「ダイオキシン・環境ホル モンなど環境問題がどんどん変化してきているので、センターとしてもそれに対処してゆきたい」など挨拶があった。

 発表者は、平成9年度の調査研究成果をOHPにて構成メンバー・目的・内容・検討項目・結果のまとめ・今後の課題や展望などの発表を行い、各セクションごとに活発な質疑応答がなされ、大変盛り上がった発表 会となり、今後さらなる研究成果が期待された。

 おわりに環境庁藤倉課長補佐から「これらの調査研究成果については積極的に公表し、成果として活用していきたい」、伴広報・教育委員長から「センターのニュースをできるだけ外部へ発信するよう心がけています」と挨拶があり閉会した。