編 集 後 記

 東日本大震災から9カ月以上が経過しましたが、地震・津波の直接被害に加え、原発事故の影響と海外情勢の不安定さも加わり、大変厳しい状況が今尚続いています。
とりわけ、農産物などの食品に対する放射性物質の汚染による風評被害については、いくら「安全」と訴えても消費者の不安を完全に払拭するのは容易ではなく、 米穀卸業者が震災後初めて倒産するなど、二次的な被害は深刻です。
 先日、毎年お世話になっている知人から申し訳なさそうに「もし嫌でなかったら」と言って東北地方産のお米が届きました。 あまり気にするタイプではないのでありがたく頂きました。丁度時を同じくして、会社の健康診断の結果が戻ってきました。 やはり、例年「要注意」の指導を受けている自分にとっては日々の生活態度に気をつけることの方が先決のようです。

(広報分科会 熊井 剛)


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