「平成20年度 海外視察団」報告

  5月31日(土)から6月8日(日)の日程で、平成20年度土壌環境センターの海外視察調査が行われた。
  今年度の視察先は、イタリア・ミラノで開催されたConSoil2008。当センターとしては、3年前に開催されたConSoil2005に続く同会議への参加となった。
  視察団は、平成19年度統計調査部会長の緒方一成氏を団長として9名が参加。

視察日程は下記のとおり。
5月31日(土) 成田発 → パリ(ドゴール空港) → フィレンツェ着
6月1日(日)〜2日(月) フィレンツェ → モデナ近郊汚染サイト視察 → ミラノ
6月3日(火)〜6日(金) ミラノ ConSoil2008参加 → 汚染サイト視察
6月7日(土)〜8日(日) ミラノ(マルベンサ空港) → 成田着

  今回ConSoil2008の会場は、ミラノ中央駅から地下鉄で40分余りにあるステラポラーレ・コングレスセンター。2006年に建設されたイタリア最新のコンファレンスセンターである。
  第10回となる今回も中核の国・企業はドイツとオランダ、そして開催国のイタリア。講義・特別・各国・EPAに加えポスター展示の5セッションに分かれ4日間にわたった国際会議は、EU圏最大規模の土壌・地下水汚染に関する諸問題の調査・研究成果の発表の場として、活況をみせていた。主催者発表による会議参加は32か国、792名となっていた。
  そして今回の特徴は、これまでの会議参加にプラスして緒方団長が「Soil environmental business in Japan」というタイトルで、わが国の土壌汚染対策法に加え当センター統計調査部会がまとめた「土壌汚染調査・対策に関する実態調査結果」を口頭発表したことであろう。一方、ポスター展示も含めて全体的に目に付いたのはバイオレメディエーションや酸化分解処理といった原位置浄化技術とリスク管理。さらにはブラウンフィールドに関する発表も散見された。

  以上が海外視察調査の概要である。この詳細は、本年度中に「平成20年度海外視察団報告書」としてまとめ、刊行する予定。興味のある方は、そちらもぜひご覧いただきたいと思う。また、企画委員会では来年度以降も海外との情報交流を企画しているので、海外視察をはじめとする事業への参画もよろしくお願いしたい。                   事務局


  会場にて(前列向かって左から二人目が緒方団長)
          参加メンバー
氏 名
会社名
緒方 一成 団長 (土壌環境センター) 
天野 秀紀 (株)テルム
井山  浩 (株)NIPPOコーポレーション
氏家 正人 大成建設(株)
中村 勝俊 五洋建設(株)
奈良部善之 DOWAエコシステム(株)
平石 耕一 新日鉄エンジニアリング(株)
平沢 卓也 清水建設(株)
奥津 道夫 事務局 (土壌環境センター)
村上 隆志 添乗員 (大成ツーリスト)