「土壌環境リスク管理者」 講習会


  10月9、10日の両日、土壌環境リスク管理者資格の第1回講習と試験を行った。今回は申込者が殺到し、200人定員のところ最終的には767人の申し込みがあり、抽選により3回に分けて実施することとなった(第2回11月18・19日、第3回12月2・3日)。767人のうち3割は会員企業で、残り7割はその他の企業の方々であった。また、第1回の受講者は183人で、その内訳は4割が不動産取引や事業場の安全管理に関する業務に従事されている方々であった。
  内容は
  (1)特別講習 (不動産と土壌汚染)
  (2)概論 (環境リスクと企業経営など)
  (3)環境サイトアセスメント (実務手順など)
  (4)土壌・地下水汚染の基礎知識 (土壌汚染調査の進め方と調査手法など)
について講習と筆記による認定試験で構成されており、合格者には後日センターより「講習修了認定証」が与えられる。
  受講生に話を聞くと「土壌環境センターの資格なので信頼できると思って受講した。講義内容については分かりやすい」(地質調査業)とのことであった。
  一般募集を含む次回(第4回以降)の講習、試験については来春に予定している。