総 会 報 告


  土壌環境センターの平成14年度第一回総会が、5月30日16:00よりスクワール麹町(東京都千代田区)で、会員数139社のうち123社出席(内委任状出席:20社)により開催されました。開催に先立ち佐藤専務理事が定款24条に定める定数に達しており、本総会は成立するとの報告がありました。
  続いて岡安会長の開会挨拶があり、環境省の石原水環境部長よりご挨拶をいただきました。定款第23条の規程により、総会議長の選出に入り、神永副会長が議長に選出されました。議長の挨拶の後、議事録署名人の選出を行い、滝田裕久氏、倉田克彦氏の両名が選出されました。次に議事次第に従い下記に示す第1号から第4号までの議案の説明と審議が行われました。

第1号議案 平成13年度事業報告及び収支決算に関する件
第2号議案 平成14年度事業計画及び収支予算に関する件
第3号議案 組織規程改正の件
第4号議案 役員の一部改選の件

  平成13年度の事業報告と収支決算に関する第1号議案について佐藤専務理事より説明があり、次に西尾監事より監査の結果、会計処理ならびに理事の業務執行は適正に行われているとの報告がなされました。続いて議長が議案についての質疑・意見を求め、全会一致で原案通り承認されました。
  次に、平成14年度の事業計画や収支予算に関する第2号議案について佐藤専務理事より説明を行い、全会一致で原案通り承認されました。

  組織規定改正に関する第3号議案については、センターの佐藤専務理事よりこれまで広報教育委員会ならびに特別委員会として活動していた土壌環境監理士や土壌環境保全士に関する委員会を発展的に解散し、新たに資格制度委員会を発足させるとの説明がありました。
  この議案についても全会一致で原案通り承認されました。

平成14年度 総会
  第4号議案では、理事の交代や監事の改選について佐藤専務理事より説明があり、全会一致で原案通り承認されました。
  引き続き、理事、監事が選任され、定款13条第2号に基づき任期途中の副会長、常務理事の互選が行われました。その結果、佐藤専務理事より高部副会長及び知野常務理事の後任に鈴木副会長、河村常務理事が選任されたとの報告がありました。
  最後に事務局から、「廃棄物・リサイクル制度の基本問題に関する中間の取りまとめに対するパブリックコメントの提出について」に関し5月10日付けでコメントを提出したとの佐藤専務理事の報告がありました。このコメントでは汚染された土壌が全て廃棄物と見なされることが無いよう見直しを求めた内容となっています。
  総会終了後に別室にて開催された懇親会では、法案成立直後のこともあり、環境省をはじめ、200名を超える方々が、遅くまで歓談されていたことが大変印象的でした。