センター新任・退任挨拶・新組織


就任挨拶        
参与兼事務局長

佐藤雄也
 本年1月1日に着任しました佐藤です。今回、社団法人土壌環境センターの会員の皆様とご一緒にお仕事ができますことを大変光栄に存じますとともに、責任の重大さを痛感いたしております。
 退任挨拶
                 阿部辰也
 センター発足と同時に事務局長を命ぜられ、早や5年が過ぎました。就任挨拶回りで「どじょう環境センター」の業務を説明するのに苦労したことが懐かしく思い出されます。
 昨今では、土壌・地下水汚染問題は深刻な社会問題となり、マスコミ紙上を賑わせ、誰もに周知され、「土壌環境センター」は土壌・地下水汚染問題に取り組む唯一の公益法人として、大きな存在となってきて

 直前までは公害紛争の処理を行う総理府(現総務省)公害等調整委員会事務局で、わが国最大規模の産廃の不法投棄事件として有名な豊島産廃調停事件などを担当しておりました。豊島事件は昨年6月に地元住民と香川県との間で調停成立をみることができましたが、この事件を通じて土壌汚染、地下水汚染の実際を体験することができました。 います。
 環境庁も環境省に変わり、土壌・地下水汚染対策への取り組みが一層本格化し、法制度化への動きが現実味を帯びてきました。
 これからセンターの業務はより一層繁忙を極めることと思いますが、皆様には健康に留意され、ますますのご活躍を願っております。
 在職中は大変お世話になりました。
 また、これまで環境庁(現環境省)において、地球温暖化、大気汚染、国際業務、環境影響評価、公害健康被害の補償、環境情報、広報業務などを担当してきました。これらの業務は、土壌環境センターの業務とも少なからず関係があり、これらの経験を少しでも生かせればと思います。
 新たな世紀を迎えて、前世紀の大量生産、大量消費、大量廃棄の社会システムと決別して、省資源、省エネルギーの循環型社会の構築への取り組みが本格化しています。すでに産業公害は過去のものとなりましたが、一方、前世紀の社会システム下で不良債権化した土壌汚染、地下水汚染は21世紀前半の主要な環境問題の一つになるといわれています。この意味で、土壌環境センターの活動に寄せられる期待は会員の皆様のみならず、全国民的なものであると確信しております。
 土壌環境センターの発展と会員の皆様のために誠心誠意取り組む所存でありますので、会員の皆様にはご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

土壌環境センター事務局メンバー紹介
平成12年12月末にて、兒玉利昭専務理事、阿部辰也事務局長が退任し、13年1月15日現在の事務局メンバーは、以下の通りです。
 会 長(専務理事兼任)  岡安  誠
 常務理事   美坂 康有  
 事務局長   佐藤 雄也
 総務部長  牛尾 彰久
 調査企画部部長   玉虫 達夫
 調査企画部主席研究員  保賀 康史
   〃     〃       飯村  忠
 技術部部長  岡田  啓
 技術部主任研究員  佐々木 宏
 総務部            新田 洋子
  〃  吉田 和代
  〃  中澤 明代