第四代第一分科会長 竹山 勝弘 |
私が分科会長の任に在ったのは平成14、15年の2年間であり、土壌汚染対策法の施行に伴い会員数もピークを迎え、土壌環境ニュースの発刊も隔月になった時期でした。従って、当時の分科会委員の皆様には負担もありましたが、活況であり楽しくもあったのではないかと思います。 当時の思い出としては、前任者であり惜しくも亡くなられた竹村友之さん(第三代第一分科会長)と事務局を務められていた塚原伸一郎さんの両先輩に随分お世話になったことです。 ニュースの記事取りではそれぞれ担当が割振りされますが、最も名誉な担当は表紙を飾るセンターメッセージ&編集後記であり、執筆者名が掲載されています。そのため両先輩を始めそれぞれの委員から文意、文体に対する厳しい指摘があり、何度も校正を重ねて当初の原稿とは大きく変わったことも何度かあったかと思います。ニュース編集を進めて行くには何よりチームワークが大切で、センターでのひと仕事を終えた後の交歓会でも両先輩のお世話になったことは云うまでもなく、ウイットに富んだ知的会話を楽しんだ時を昨日のように思い出します。広報・教育委員会を通した交流は、社業とは違った面での充実した体験であり、今でもお世話になったセンター及び関係者の皆様に感謝しています。 |
第五代第一分科会長 松井 敏一 |
久しぶりに平成18年に発行された土壌環境センター「創立10周年記念誌」のページをめくりました。そこには本当に懐かしい顔ぶれが有り、当時のセンターでの活動が克明に思い出されました。 私は平成12年から約9年間広報・教育委員会の広報に席を置き、また平成16年から4年間は第一分科会長(土壌環境ニュース編集委員長)を担当致しました。当時は「土壌汚染対策法」が施行されて間もない時期なので、企画、技術、資格制度の各委員会活動もとにかく活発だったと記憶しています。そこで広報としては情報発信を強化しようと「土壌環境ニュース」を年6回発行していた時期も有りました。今考えると会社の仕事より一生懸命やったように思います。 私はこれからも土壌汚染問題解決のため、センターがリーダーシップを強力に発揮し続ける事を期待しています。 |
第六代第一分科会長 荒井 正 |
この度土壌環境ニュースが最終号を迎える由。フォーラムの時代から続いているニュースでもあり、いささか残念な感もいたしますが、紙ベースのニュースはその役割を終えたということでしょうか。これも時代の流れなのだと感じています。私自身はたいした役割も果たせず、多士多才な仲間と事務局の皆様に支えられての2年間であったと思い返しております。ニュースの編集では、皆様の編集後記を読むのを毎号楽しみにしておりました。一方、たまさか順番が回ってくる分科会からのメッセージの原稿には悩まされました。そのたびに呻吟し、脱稿はいつも締切ギリギリ。最後となるこの原稿も、やはりぎりぎりまで書いている始末です。 今後、土壌環境ニュースが生まれ変わることを期待して筆を置かせていただきます。ありがとうございました。 |
第七代第一分科会長 大淵 聡 |
16年間に渡り土壌環境ニュースをご愛読してくださった皆様にお礼を申し上げます。 私が第一分科会に加わったのは今から12年前になります。その間、前出の諸先輩を始め多くの方々からご指導を賜りました。なかでも故竹村友之氏には同じ業界の出だったためか多くのご鞭撻を頂きました。「多くの人々が読み、末永く残ってしまう文章」を自らの文責で書く重圧は、なかなか慣れず今も苦心しています。原稿書きや校正で行き詰ったときに「こんな時、竹村さんだったらどうするのか?」と自問し初心に帰って乗り切ったことが何回もありました。 いつのまにか最長在籍者となり分科会長の任についたのは一昨年前になります。昨年は東日本大震災発生6日後の3月17日に「震災を理由に今やれることを延期するのは負けたことになる。多少無理しても集まれる人だけでも集まって開催しよう」という、今となってはよくわけのわからない理由で分科会を開き、大規模停電の噂が引き起こした帰宅ラッシュに関係各位を遭遇させてしまいました。しかし、あの時もいつものように集まってくれた分科会の面々を見て理由もなく安心したのだけは覚えています。 また台風15号が首都圏を直撃した9月21日に「早く終わらせましょう。台風は移動するからセンターで待っていればすぐ晴れる」と分科会を開催しましたが強力な台風で皆の帰宅に多大なる苦労を負わせてしまいました。大変申し訳ありませんでした。 最後になりましたが、若輩な分科会長を最後まで支えてくれた広報委員の石川次男氏、伊藤良治氏、土路生修三氏、山崎広氏、星野亨氏に謝意を表します。また昨年12月にご逝去なされた副分科会長の熊井剛氏にこの場を借りて哀悼の意を表します。 |
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