第18回米国スーパーファンド会議・展示会出展参加報告
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企画委員会 今回の展示会には、約150事業体(企業、国・州政府機関、非営利公的機関等)が出展参加した。前回と異なって大型の装置や機器の展示が少なく、比較的小型の装置・機器とパネル展示が主流を占めた。出展内容は、コンサルタント、分析機器、分析・調査サービス、修復機器・装置・エンジニアリングサービス、人材派遣サービス、情報サービス等々で、ほぼ前回と同じであった。しかし、今回の特徴と感じたことは、教育・訓練事業の影が潜めた一方で、土壌・地下水環境事業の全てのプロセスに関わる人材派遣サービス事業の宣伝が強く印象づけられたことであった。 土壌環境センターの展示場には、200人近くが訪れ、用意した資料(応募会員の土壌・地下水環境関連英文カタログ等、環境庁・東京都環境行政関連紹介など)は、ほぼ全て配布された。 GEPCブース訪問者との対応 次に、ブース訪問者のセンターに対して関心をもった内容を示す。 (1) 土壌・地下水環境保全分野専門の企業が、約100社も集まった非営利集団であること。 (2) 年予算が僅か1.5億円にも満たずに、会員が自主的に数多くの事業活動を行っていること。日本環境庁から少なくとも10M-USD(約13億円は支援されていると思われてしまい、支援が無いのなら、米国におけるEIA(Environmental Industries Association)のように独自の事業方針・展開を進め、政府自治体機関もクライアントにした調査・研究開発事業をしたらいいじゃないかとのコメントが官・民の数人からあった。 (3) 事業活動内容では、平成8年度・調査研究部会成果の「最新の土壌・地下水浄化プロセス適用性カラーマップ」と「第1回国際・土壌地下水環境ワークショップ・IWGER’98」に興味がもたれた。 (4) センター会員企業とのBusiness Partnershipをもちたい企業がかなり多く訪れた(GEPCのポスターが欲しいと訪れたものが2名)。以下に、その一覧を示すので興味のある会員企業は、直接コンタクトして下さい。 |