「土地取引と土壌汚染対策の基礎講座」セミナーが、札幌市において平成21年5月22日に開催されました。会場の札幌コンベンションセンターは、国際会議の開催も可能な充実した施設を備える総合会議場で、生憎の雨模様となりましたが、基礎講座セミナーの最終回(第6回)を飾るにふさわしく、107名の参加者を迎える盛況となりました。 |
セミナーは、環境省水・大気環境局土壌環境課の今野憲太郎課長補佐による「土壌汚染対策法の一部改正について」を皮切りにして、当センター技術委員による「土壌汚染調査」と「土壌汚染対策の基礎知識」、東京海上日動リスクコンサルティング(株)の志田慎太郎上席研究主幹による「土地取引と土壌汚染」、北海道大学大学院工学研究科の五十嵐敏文教授による「土壌汚染対策のあり方と自然由来重金属汚染土への対応」の5つの講演が行われました。 |
今野課長補佐の土壌汚染対策法の一部改正についての講演は、4月24日に法律が公布されたことを受けたもので、タイムリーな解説となりました。また、五十嵐教授の自然由来重金属汚染土への対応についての講演も、現在最も興味深い課題のひとつであり、最後まで熱心な聴講が続きました。 |