第5回を迎える「土地取引と土壌汚染対策の基礎講座」セミナーが、石川県金沢市で平成21年2月20日に開催されました。会場となった金沢歌劇座は多目的ホールや会議室をもつ市立の文化施設で、金沢市の中心部の兼六園・金沢城跡公園をはじめ、いくつかの美術館や博物館、 |
官公庁が集中する地区の一画に位置しています。セミナーは生憎の強い雨にもかかわらず、88名の参加者を得て盛況のうちに行われました。 セミナーでは、当センターの奥津事務局長の開会挨拶に続き、環境省水・大気環境局土壌環境課の寺田剛課長補佐による「土壌汚染問題の動向について」、当センター技術委員による「土壌汚染調査」と「土壌汚染対策の基礎知識」、東京海上日動リスクコンサルティング(株)の志田慎太郎上席研究主幹による「土地取引と土壌汚染」、金沢大学工学部の川西琢也准教授による「天然鉱物系吸着剤を用いたヒ素汚染土壌の不溶化について」の5つの講演が行われました。 会場の調光装置の関係で画面がやや見にくい状況にもかかわらず、最後の質疑応答では参加者の質問が続き、時間の関係もあって途中で質疑を打ち切らせていただくほどの活気あるセミナーとなりました。 |