春の社日も過ぎ、満開の桜並木や桜吹雪、各地の名木の下で花見の宴をすでに楽しまれた方も多いと思います。和歌や俳句で詠まれているように、古来より桜は日本人に親しまれてきました。平安時代にはその儚さから無常観に結びつき、さらに時代が下れば、能や歌舞伎の異世界や狂気にも通じる象徴とされました。我々もいにしえの歌人のように桜に自分の人生やその転機を重ね合わせ、物思いに耽る事が幾多あります。社会構造や価値観がめまぐるしく変遷し、情報が瞬時に伝達されていく現代こそ桜花が最も象徴されやすい時代になったのかもしれません。皆様は今年、何か桜に思いを投影されましたでしょうか? 土壌汚染対策法についても変化の兆しがあります。3月3日に土壌汚染対策法の一部改正案が閣議決定されました。本号に関連記事として環境省より改正案の解説が掲載されております。是非ご一読お願い致します。今後も法改正について、セミナー等をまじえ随時情報発信とサポートをしていきますのでよろしくお願い致します。 |
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(広報・教育委員会 広報分科会) |