会 長 挨 拶

野村 哲也




社団法人土壌環境センター
会長  野村 哲也

  平成18年度の通常総会の開催にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。
 本日は、大変お忙しいところ、当センターの通常総会に多数ご出席を頂き誠にありがとうございます。併せて、日頃から、当センターへのご支援とご協力に厚く御礼を申し上げます。
 また本日は、環境省から、公務多忙の折にもかかわらず、水・大気環境局鏑木土壌環境課長のご出席を頂いております。後ほど、ご挨拶を頂きたいと存じますので、よろしくお願い致します。
 さて、当センターでは、去る4月14日に、創立10周年を記念する行事を開催することができました。これも、環境省をはじめ、地方公共団体、関係諸団体、学識経験者の皆様のご指導、183社の会員企業の皆様方のご支援とご協力の賜物と、改めて感謝申し上げます。
 ところで、皆様もご承知の通り、昨年の後半以降、耐震強度偽装事件を契機として、建設にかかわる安全と安心の問題は、今や国民的な関心事となっております。
 建設はもとより、土壌や地下水に関する環境問題もまた、国民の健康と生命に直接かかわる問題であり、従来にも増して社会の視線が厳しくなっていることは間違いありません。
 依然として汚染された土壌は、全国に多数散在していると言われており、センターの果たすべき役割は益々大きくなるものと考えております。
 私ども会員企業は、耐震強度擬装事件を他山の石として、襟を正し、公明正大に業務に取り組み、社会の信頼に応えて行くことが肝要であると考えます。
 今後も社会動向を踏まえ、社会ニーズに沿った活動を行うべく、一層、事業の充実を図りたいと考えておりますので、会員企業の皆様には従前にもましてご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。
 以上、簡単でございますが、通常総会に当たりご挨拶とさせて頂きます。
 ありがとうございました。