本年3月8日に「油汚染対策ガイドライン−鉱油類を含む土壌に起因する油臭・油膜問題への土地所有者等による対応の考え方」(以下、油ガイドラインという)が、環境省の中央環境審議会土壌農薬部会土壌汚染技術基準専門委員会によってとりまとめられ、3月22日には環境省より各都道府県並びに政令市に対して通知されました。「油ガイドライン」は副題にもあるように、土地所有者等が自らの土地で油汚染問題が生じたときに、その調査・対策を行う際の基本的な考え方と対応方策選択の考え方等をまとめたものです。現時点で得られるさまざまな技術情報が技術資料として収録されており、参考書としての価値も高いものとなっています。 当センターでは環境省からの請負受託業務として「油汚染対策ガイドライン」の作成に携わっており、去る3月14日(火)にセンター会員のための説明会が開催されました。 説明会はセンターの会議室で行われ、環境省土壌環境課の鏑木課長と太田課長補佐にご出席いただき、100社の会員が参加しました。大林専務理事の挨拶に引き続き、第一編として鏑木課長より「対応の考え方」について説明があり、第二編はセンターのワーキンググループメンバー3氏によって、技術的資料第二部「専門編」について解説がありました。各会員の関心の高さを表すように各編ごとに熱心な質問が相次ぎ、予定時間を超過する盛会となりました。 なお環境省と当センターでは共催で、「油汚染対策ガイドライン」を活用することが考えられる幅広い分野の土地所有者等を対象とした説明会を、全国7都市で順次開催しています(下表参照)。 |
都市名 |
開催日 |
会 場 名 |
所 在 地 |
定 員 |
申込締切日 |
東京都 |
5/ 9(火) |
三田共用会議所 | 東京都港区三田2-1-8 | 500名 |
4/21(金) |
大阪市 |
5/16(火) |
ドーンセンター | 大阪市中央区大手前1-3-49 | 450名 |
4/28(金)
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岡山市 |
5/17(水) |
岡山コンベンションセンター | 岡山市駅元町14-1 | 250名 |
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名古屋市 |
5/23(火) |
ウィルあいち | 名古屋市東区上竪杉町1 | 750名 |
5/12(金) |
熊本市 |
5/31(水) |
熊本県民交流館パレア | 熊本市手取本町8-9 | 270名 |
5/19(金) |
仙台市 |
6/7(水) |
戦災復興記念館 | 仙台市青葉区大町2-12-1 | 220名 |
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札幌市 |
6/16(金) |
札幌コンベンションセンター | 札幌市白石区東札幌6条1丁目 | 150名 |
6/2(金) |