環 境 省 挨 拶



環境省環境管理局水環境部
土壌環境課長  鏑木 儀郎

  ただいま御紹介いただきました環境省土壌環境課長の鏑木でございます。平成17年度社団法人土壌環境センター総会の開催、誠におめでとうございます。開会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
  土壌環境センター会員の皆様方におかれましては、日頃から土壌・地下水・農薬環境行政に対し、格段の御理解・御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、土壌環境や地下水汚染に関する各種調査、土壌環境関係技術者の育成、各種セミナー等による知識や技術の普及など、センター及び会員各位の取り組みに対しまして深く敬意を表しております。

  ただいま岡安会長から、本日会長職を退かれるというお話がございました。岡安会長は、土壌環境浄化フォーラムの時代から、土壌環境、地下水環境に係わる業界の皆様とともに、数多くの課題に取り組まれ、業界の発展と公益事業の推進に強力なリーダーシップを発揮してこられました。この場をお借りして、私からもこれまでの御活躍に対し、厚く御礼申し上げたいと存じます。岡安会長ありがとうございました。

  さて、これからは、新会長のもとで新たなセンターの活動が始まることになりますが、環境省として、センター及びセンター会員の皆様への期待はますます大きいところです。
  土壌汚染対策法も施行されて約2年がたちまして、着実に成果を上げてきておりますが、土壌汚染調査・対策事業に対する国民の信頼と安心なしには法制度を円滑に運用することはできません。その意味で、センターとセンター会員企業の皆様が果たしておられる社会的な役割はとても大きなものがあります。
  これからも、我々行政と、皆様とがいわば車の両輪となって、様々な課題に積極的に取り組み、解決していくことが必要であります。
  どうか皆様、新会長のもとで、新たな体制のもとで、皆様の力をいかんなく発揮していただいて、センターと会員の皆様とがよりよい社会作りに大きな役割を果たして下さいますようお願い申し上げます。
 
  社団法人土壌環境センターと本日御参集の皆様のますますの御発展をお祈り申し上げて、簡単ではございますが私の挨拶とさせていただきます。