〜 退 任 挨 拶 〜
前専務理事  佐藤 雄也

  若葉の鮮やかな季節、皆さまにおかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。この3月31日をもちましてセンター専務理事を退任し、4月1日からは中央大学に大学院公共政策研究科教授、兼理工学部教授として勤務しております。

  センターに着任した平成13年1月は、その前月に、当時の環境庁の方で土壌汚染対策のあり方について検討が開始されていた時期でした。その後、会員の皆さまの悲願であった土壌法が平成14年5月に成立し、今年は法施行3年目に入りました。早いもので在任期間は4年3か月になりました。その間、会員数は倍近くに増加し、センター技術情報の普及、資格制度の浸透、土壌浄化事業統計の開始等、センターは量的にも質的にも成長の時期であったと思います。このような時期に巡り会えたことは幸運でありました。これも会員の皆様の一方ならぬご支援、ご指導の賜と感謝しております。

  中央大学では、環境政策、リスク管理、土壌汚染対策等を担当しております。行政サイドからの臨場感のある講義にしたいと念じております。土壌汚染対策につきましては、「産・学・民・官」連携プロジェトの夢を描いております。研究室は、後楽園理工学部キャンパスの土木工学科内にあります。今後とも引き続き、ご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、土壌浄化ビジネスの益々の発展と会員の皆さまのご健勝をお祈り致します。