広報分科会よりのメッセージ

  明けましておめでとうございます。読者の皆様におかれましては健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。

  土壌環境センターはその前身である「土壌環境浄化フォーラム」の設立から、現在10年目を迎えました。センターの設立趣意書に「国、自治体と協力して市街地土壌汚染対策を推進しようとするものである」とありますが、今年の土壌汚染対策法の施行は、まさにその具現であり、節目にあたる10年目に大きな前進を遂げたといえます。これは草創期から土壌環境業務に関わってこられた方々の努力の積み重ねに負うところが大であることは言うまでもありません。また、昨年一年間に会員企業数は131社から175社に飛躍的に増加いたしました。土壌汚染問題の解決を技術の高度化によって成し遂げようとする流れは、今年も一層激しくなるでしょう。

  新法の施行によって当センターを取りまく環境が大きく変わり、発信する情報の質が厳しく問われてくると考えております。新法の現場における適正な運用と実施のために今後も情報を発信していく所存であります。皆様のご支援、ご指導を宜しくお願い申し上げます。
(広報・教育委員会 広報分科会)