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[油による土壌・地下水汚染の調査・対策技術
] 本書は平成9年から平成11年までの3年間、当センターの自主事業として油部会にて、検討したものを総括したものである。 現在、油についての土壌・地下水の環境基準はベンゼンを除き設定されていない。しかし近年土壌・地下水への関心が高まるとともに、油による汚染が発見され対策が行なわれている。油汚染の調査・対策に関してまとめられた技術的な資料はなく、多くの方々からも、そのような資料が要望されていた。そう言う意味でも土壌汚染対策に従事する者にとって、待望の一冊となるはずである。 何と言ってもこの本の特徴は、5例のケーススタディが記載してある点である。小規模はガソリンスタンド跡地から大規模は製油所跡地まで、土地の利用形態、油の種類などを想定しており、実践向きである。また、諸外国の動向、基準値なども記載しており、利用価値の高い書となっている。 頒布に関してはセンターで取り扱っている。 (広報分科会) |